クリエイティビティ

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クリエイティブの二面性

クリエイティブという言葉は2つの側面を持っている。一つはとらわれを捨てて物事の本質を見るということ。もう一つは流通しやすいように物事に意味付けをするためのクリエイティブだ。意味付けには客観的な事実と感情が含まれている。

ものを見るという事

<amazon>4871990656,right</amazon> クリエイティビティを考える上でまず絵を描く人たちがどのように物を見ているかを考えてみよう。ベティー・エドワーズは『脳の右側で描け』(Drawing on the Rigth Side of the Brain)の中で誰でも絵が描けると言っている。彼女の提案するやり方は簡単だ。写真を逆さまにしたりして観察するのだ。普段見慣れている方法で顔を書くと、人は目の前にあるものを見ずに顔を書いてしまう。しかし、逆さまにすると形をよく見なければならない。エドワーズは、これを脳をR-Modeにすると表現する。Rとは右脳(Right)の意味だ。実際には片方の脳が独立して働くということはないのだが、一つの表現の仕方ではある。

もちろん、『脳の右側で描け』は物を逆さまに見るだけで終わる訳ではない。立体がどのような見え方をするか、遠近感はどう付けるかといったテクニックについても触れている。これらは絵を描くのに必要な知識であり道具箱のようなものだ。しかしまずは「どう物を見るか」ということが重要なのだ。そしてそれはつまるところ「何を見ないか」を選択することでもある。ここではクリエイティブであるということは物事をそのまま見る事ができるということになる。

物語をつくる

絵を描くのとは全く違ったアプローチのクリエイティビティは物語だ。物語は物事を感情と一緒に記憶するのに役に立つ。これは同時にありのままで見ないことを意味している。物語の中では事実は記号化されているからだ。 うわさの広がり方で見るように、うわさは物語に乗って広まる。一つの事実がいつの間にか変質してしまうことすらある。