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ナルシシズムの時代
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作者
クリストファー・ラッシュ
内容
- ナルシストは自分が全能だという幻想に囚われているくせに、その実、自分の自尊心を確認するにも他に頼らなければならない。
- 自分のパーソナリティが市場価値のある必需品だと思い込まされている。
- 真実でもいつわりでもない、信頼だけに裏打ちされたステートメントがそこら中を飛び交っている。
- ナルシズム患者は「自分が、偉大で、金持ちで、権力のある人々の仲間でないことを恐れる」
- いつも鏡を覗いて自分を確認しなければならない。
- 市民の育成から近代化のための統制へ変化した。基礎教養を身につけさせることをやめて、統制に力が置かれるようになった。そのうち「能率化」が説かれるようになった。さらにそれが平準化へと向かい「挑戦させる事」を諦めさせるように進化した。(アメリカではこれが1950年代に起こった)平等主義を唱いながら、エリート以外は知的努力はできないと考えているのである。