書きたがる脳

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<amazon>4270001178</amazon> 創造性と精神異常(特に側頭葉の異常)を研究した本。ハイパーグラフィア(いくらでもインスピレーションが出てくる状態)とライターズ・ブロック(スランプ)について言及している。

フロイトは、創造とは「具体的、感情的、視覚的、連想的」な第一の創造(夢で見たり、インスピレーションで感じたり)と、「抽象的、論理的、言葉で表される」第二の創造からなっているとしたそうである。第一は分散的で右脳的。しかしこれだけでは創造的とは言えない。集中的で左脳的なフィルターがあって、はじめて意味のある創造になるわけである。

最終的に著者は、創造を「書くことは必要性を満たそうとすること」としている。病的な状態があって、それを補償しようと創造的になるというのだ。

創造的であることはすばらしい、と考える人にとってはちょっとキケンな本なのだった。