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ハイコンセプト
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この本について
ダニエル・ピンクは21世紀にまともな給料を得るためには「ハイコンセプト」を創造できることが必要であると考えた。またハイタッチと呼ばれる共感する能力が必要だとした。
ピンクは、従来の知的労働者はナレッジ・ワーカーに分類できるが、左脳中心で情報分析をするだけの頭脳労働はやがてアウトソースされるだろうと考えている。
ハイコンセプトで重要な要素は次の通りだ。
- デザイン
- 物語
- 調和(全体をみることができる能力)
- 共感
- 遊び
- いきがい
ハイコンセプトがもたらすもの
ハイコンセプトは、境界を越える力や、組み合わせから何かを発明できる力をもたらす。イノベーションをもたらすためには重要な力だといえる。
関連するアイディア
- 共感、遊び、いきがいといった要素はリースマンが何のための豊かさで言及したレジャー化の延長のようにも思えるし、ミハイ・チクセントミハイのフロー概念も想起させる。
- クリエイティブクラスが重要と考えるリチャード・フロリダの考えとも共通するものがある。
- イノベーションの達人の中には経験デザインの重要性が言及されている。