-
イノベーションの達人
ナビゲーションに移動
検索に移動
<amazon>4152087366</amazon>
この本について
Macintoshのマウスなどのデザインを手がけた会社は、その着想をイノベーションのコンサルティングに活かせないかと考えるようになった。この本ではイノベーションの機能を10名の「達人」に分解して説明している。
我々が考えるような技術革新(平たく言えば優れた発明が一瞬にして物事を変えてしまう)は、イノベーションにとって最重要の機能ではないようだ。
イノベーションを作るチーム(情報収集)
- 人類学者:利用シーンを研究する。必要であれば利用者の所に出かけてゆき、科学的な手法を使って観察することができる。
- 実験者:計算されたリスクを冒す。学習曲線を参照のこと。
- 花粉の運び手:異なる文化を探る。結びつきを参照のこと。花粉の運び手は単なる何でも屋ではなく、T型人間であることが好ましい。つまり特定分野への知識があり、その他のことを幅広く知っている人のことだ。
イノベーションを作るチーム(土台作り)
- ハードル選手:最初の関門を乗り越える。3Mのメンディングテープを作るために必要な器具の購入は最初拒否された。しかし小さな小切手をたくさん切り、少しずつ器具を購入して製品の開発にこぎ着けた。
- コラボレータ:多彩な集団をまとめあげ交通整理をする。ブレインストーミングをコラボレートする。部分と全体を参照のこと。
- 監督:集めて来て、手助けする。